信頼に足るもの



Owndでの 記事が今回

100回目のカウントを刻んだ事に気付きました





お付き合い願えた皆様に

心より感謝し




今後も立ち寄って頂けるなら

嬉しい限りです








少し前の話になるが

このブログで何度か触れている堀潤さんは

COVID-19に罹患した際 すぐに治験を申し出ていた

 

 

堀さんはしばしば現地に脚を運び 様々な社会問題を伝え続けて来たけれど

自身が大変な時にも変わらないその真摯な姿勢は

いつにも増して心を打つものがあり

信頼感をより高めたと思う 

 

 

 

そこで私は初めて 自分の身体でも役立てるのだろうかと思い

できれば東和薬品さんでの治験参加をと探したものの

その時点では COVID-19 に関する募集要項が見当たらず

 

けれど役立てるなら別件でもやぶさかではないので

そのためにもできるだけ健康な心身を保とうと


気持ちを仕切り直した

 

 

 



 

そこからは 何かに罹患する事もなく

治験の機会自体はなかったのだが



つい先日

 

 




勤務先でエラー表示が出たプリンター内部を開けていたところ

一緒に解消を試みていた同僚が 私の手に気付かず閉めてしまい

利き手の親指が挟まれた

 

 

開けてと思わず叫んだけれど 同僚はうろたえるばかりで

それでも何とか力任せに引き抜く事はでき 幸いにも骨折は免れたが

当然の如く指は熱を持ち 歪んだまま腫れている

 

 


更に二日後 その痛みに伴うアクシデントがあって

ごくごく軽めの満身創痍のような状態となり

わずかな支障と共に この数日が過ぎた

 

 




そんな自身を情けないと感じながら

喧騒に溢れる世の中を見渡せば


こうしていられるだけ幸運と思う傍らで






何だかそれも違うと


別の自分が囁く

  

  

  

  



 


 


 

地球環境の危機的な状況が

ここに来て経済にも色濃く反映してきた

 

 



振り返るに 日本で年金基金運用に投資を取り入れた当時は

懸念する声が大きかったはずだが


世に先駆けてESG投資を始めようとしたという報道は

その説明も含め どれだけされていたのだろう

 




つい先日それについて 上述した堀さんがモーニングフラッグ内で言及し

先頃耳にした “ 結果 運用が上手くいっている ” との報道にもやもやしていた私は

溜飲を下げたし


むしろ情報を追わなかった自分を恥ずかしく思った

 

 

 


それによると 運用機関であるGPIFは当初

ESG投資に対して 経団連の大反対にあったけれど


海外の言質を取ったり ダボス会議で趣旨を称賛された事で

時代の機運と認知させ


その後国内のESG投資をも上手くリードしたという

 

 




同番組Z世代コメンテーターの一人である能條桃子さんは

昨年GPIFトップと対談した事から


保守的なその現トップはSDG‘sに関心も知識も薄く

「根底のコンセンサスが得られなければ 本質的な事は忘れ去られてしまう」と話していて


私も心から残念に思った

 

 

 

 

この能條さんは 番組開始当初

頭の回転が速すぎる故に速くなる(のだろう)話し方を

「知人に指摘された」からと 速やかに適度な速度に変えていて

(多くの人がすぐには出来ないはずなので) 私は感銘さえ受けたし


彼女のこれまでのコメントには おこがましくもシンパシーを感じてきた

 

 



そういった事もあり いずれ政界にも請われるであろう先々も楽しみにしているけれど

彼女自身はあまりの現実に落胆する事が多いようで


悲しいかな私も頷いてしまう

 

 



だから羽生さんや能城さん達 これからが長い人達に未来が開けるよう

ただ先を生きて来てしまった一人として 何に関しても辛かろうが向き合い


少しでもできる事で

せめてもの罪滅ぼしをしなければならないと思うのだ

 

 

 

 


 

 

 

 

価格上昇が続いている品目の一つに よく挙げられるサーモンは

南米チリが輸入先の6割を占めていて

 

そこまでの割合になったのは そもそも生息していなかったこの国の土壌が向いている事に

日本が着目し 養殖の支援もしてきたからという

 

 

そして輸出産業を大きく担うまで成長した要因には やはり日本での消費拡大が大きく

世界市場の3割近くを生産するようになり

 

健康食ブームから今や世界中で取り合う事態となっている

 

 

 



その一方で

 

サーモンが生け簀を抜け出たり 気候変動による大量死もあり

悪質な企業による資材の不法投棄や無秩序な養殖もあって

 

生態系(自然体系)を崩しかけているという

陰で膨らみ続けた問題が浮き彫りとなってきた

 

 

 


 

 

かつて アボカドの件でも言及したように

安価なものの根底にある問題は数知れず

そして誰もが何かしら関与している

 

 

 


しかし そういった一つ一つを解決するには相当な時間が要るし

フェアトレードの物だけ購入するのは まず無理だ



こういった問題を各々が心に留め

変わって行く意識や行動が まわりに伝播するとしても


その小さなさざ波が 破壊の速度を超える事も難しい


 

 

 

 

 

牛乳も同様に 価格上昇が取り沙汰されている

 

その中で500円という最低価格でも 子牛が落札されないという

国内での安定供給が危ぶまれる報道は あまりにも衝撃的だ

 

 


 

世間には牛乳の効能に関する疑問もずっと存在していて

私にその判断はつきかねるが

 

一方の バターばかりをもてはやすような風潮は

健康面はもちろん 様々に悪影響を及ぼす

 

 

 


 

食べるにも事欠くような明日を 自ら招きたいとは思わないはずなのに

追い切れないほどあるそういった懸案事項への危機感を

社会は知らないふりで走り抜けようとしている

 

 

ただそこに少なからず潜んでいるだろう 諦めからの投げやりな心は

他者ではなく自身に向けた刃のように思えてならない

 

 

 

 

そしてそれは

無差別に外へ向けられる暴力とは方向が違うだけで

 

また いつ逆に向かうかも知れないし

誰もがその立場に追い込まれる事も考えられ




知らない素振りを続ければ

社会はいずれ行き詰まる

 

 

 






世の機運も好戦的にすら感じてしまう中 閣議決定された内容を

軍事に長けた人の説明から考えると

 

私にはどうしても愚策としか思えない

 

 



 

それは言ってみれば

最新で威力ある武器を色々と持った 喧嘩が強い相手に対して

日本政府は古くて弱い武器を買う案を意気揚々と掲げ

 

他の予算も勝手に回した 多額の税金を投入しながら

具体的に書くのが躊躇われるほどの損失しかもたらさないような話なのだ

  



 

 

デジタルに甚だ疎く 保身ばかり考えているような人達に

国を任せておくのは危険極まりないと案じてきたわけだが

 

それが露呈したようなこの件について

果たしてどれだけの人が 理解できる機会と関心を持てたのだろう

 

 



 

先の説明に続いて提示された案は 日本にとって有益な内容であり

少なくとも今は そういった知恵比べ的な事も合わせれば

太刀打ち出来る段階に思えるけれど


そんな時期は あっという間に過ぎるだろうし

 




その先も幅広いデジタルの知見を持たず 既得権益を軸に蠢く政府中枢は

 

どんな被害も「想定外」などとうそぶき

やり過ごそうとするんだろう

 

 

 

 

 

私は昨年仕事の関係で マイナンバーに相当するエストニアでの制度について

少しばかり調べる機会があり そのデジタル事情に驚き

 

次いで ウクライナが着々と進めて来たデジタル戦略にも驚嘆した

(そしてそれらが国家間の問題から強化されて来た事も知らない自分が心底情けなかった)

 

 

 

マイナンバー制度導入時の報道には

“ 個人情報をデジタル化する際に最も重要なのは 国民と政府の信頼関係 ” という

デジタル先進国であるエストニアの考えがあった

 

 


 


しかし日本政府が進めるべきデジタル化はスピードに欠け

その利活用も正しいとか上手いとは言い難く


更には誠実さもまるで感じられないのに

信頼を寄せるのは無理な話で

   


マイナカードとして申請されない一因はそこにあると 多くの人は考えているだろうし

いずれ国民自身が賄う事になるポイント付加には呆れるばかりだ

  

  



 

  

だからこそ皆で社会全体を見続け 考えて行かねばならず

滅入る暇すらなさそうなのがまた辛く

  

誰もが愚痴りたくなるのも止む無いように思う と綴ったところで

自身への免罪符にしているのではないかと

 

 

 

またしても情けなさに苛まれる

 

 

 

  





ここでやっと


前髪の有無や

全体のアレンジも色々と試みた


今作をご紹介







修正箇所が残っているかもしれないけれど


前髪ありのパターンはこちら








他のバリエーションは詰め切れなかったので


紹介に至れず 残念です








尚 今回の背景は 親交を頂いているyumisakuさんの撮影画像

(2023/1/2アメブロに掲載されているもの)が もととなっています

https://ameblo.jp/yuzu2-ni-yumi-love/image-12781997336-15224396953.html


※日付を訂正させて頂きました 申し訳ありません




東和薬品さんでの羽生さんの表情と

清々しい年始の空がシンクロすると感じ


使わせていただきたい旨 申し出たところ

快諾を頂きました



yumisakuさん ありがとうございます