NO.1


少しだけ修正しようと思っていた前回up済みの画は

手直しして幾度か差し替え、結構な修正数になってしまった。


これまで一作を2週間かけ こまごまと進めていたのと同じ展開となり

やはり私は手早く描ける技量を今も持ち合わせていないのだ。


開く環境によっても印象に違いが出るはずで、殆ど意味がない事が多いし

自分でさえ後日比べてみるとその差異が判然としないような事に

こだわりすぎるきらいもある。



一方で、展開する場によってもエッジの立ち方がまるで違う事が問題だ。

Amebaではかなり甘くぼんやりしてしまう為、

Wixに近い印象にしたいなら調整は必須となる。





そういえば Ballade NO.1 の衣装の色は、かつて様々に憶測されていた。


しかし色の反映はモニターにより千差万別で、共通認識のもと話をしているつもりでも

それぞれの脳内に認識される色は個々の視覚状態なども絡んで相違がある。


性差や人種によっても違いがあるらしい。



それにしても認識の違いに気付かないままシンパシーを持ったり

逆に近い認識で捉えながらも反目したり

人というものは厄介な面も抱えつつ とても興味深いものとつくづく思う。





さて、本題だ。


今回の画は掲げた人差し指がテーマだとやっと思い至り

じゃあ白飛びしちゃった初めの編集はだめじゃん、となったわけで。



どんなジャッジをされようと、きちんと見て公平に判断している数多の人は

彼が NO.1 であり続けている事を確信している。



年初の画に Best Quality のスタンプを付けたが

今回も違う仕様を作って貼り付けた。



人差し指もくっきりとシャドウを付け、表情は一点の曇りもなく。






どやっ!

何をされようと彼がイチバンや!!

見返してやるんや!!!



......はっっ! なぜか関西チックに...





先頃、レコーディングアカデミー初の女性CEOであるデボラ・デューガンさんが

不正の告発を機に職務停止処分となった。

(グラミーでは一切その件に触れなかったという)


昨年ジャッジの現実が綴られたブログが すぐさま閉じられた記憶が蘇る。

世界中に蔓延しているこういった事例を耳にする度、陰鬱な空気に飲み込まれそうになるが

弱気になってはいけないのだ。




ここまで下書きをした後、BIOについてざわめきが沸き起こり

プログラムがSEIMEIとBallade NO.1に変更されたとの正式な報道がなされた。





そうか。


そうなんだね。





心は

静かに重く渦巻いている。





四大陸はすぐ目の前だ。


その挑戦をこれまで以上にしっかりと

目に、そして心に焼き付ける準備をしなければならない。