永遠の存在



ー演技が独創的でお客を呼べる劇場になっている事が評価基準であり

結果なんておまけ。


点数を超越した感動を与えられるかどうかで

羽生結弦は別格、破格の存在。


彼はお客を魅了し続ける事の大切さを知っている。

金を超えてダイヤモンド級の演技だ。 ー



ディック・バトン氏の言葉には、

深く頷き、心底 幸せな気持ちにさせてもらえる

最上の賛辞がこれでもかと並んでいた。



先般、NHK杯EXでスケーターとしての夢を聞かれ 4Aについて語った後

「皆さんの期待を受け止めて皆さんが思っている理想の羽生結弦に近付きたい。

いつかはさらに上を行き、結晶でありたい」と続けた羽生さんは

既にして結晶の最高峰であろう  " ダイヤモンド " と評されているのだ。





しかし彼は結果を求める。

それは現状として、山を動かす力が他にない事を指し示す。




ー ユヅルはフィギュアスケートを変えた ー

そのように彼を称えるのは、EDEA社マルロ社長。




彼がリミッターを壊した時、体制も変わるのか。



変わらなければその体制自体が壊れ、

フィギュアの未来も危ういのだろうが。








彼の先々については、覚悟を決めていた。



そのはずだったのに、今



どの画像や映像を見ても

 すぐ泣けてきて仕方ない。



長久保カメラマンのNumber記事にも

ただただ、泣いた。







まずは目前の全日本。



なのに、思う端から

 どこか気はそぞろだ。




情けないけど、そんな自分を

もう許してやろうと思った。