ー Rayー そこからの



微妙に変わりゆく表情を正確に読み解く事はできないが

この時彼は一条の光を見出したのかもしれないと受け止めた。



のちに語られた言葉からは その直後

細くはあっても、真実が手繰り寄せた

芯ある力を感じたのだろうと。





仕上がった "  ー Yuzuru Hanyu 26 ー Ray そこからの "


次なる時は彼を包み込む光であるよう

祈りを込めて。


  




迎えるNHK杯。

心から羽生さんを応援する姿勢の方々は、

" 期待 "よりも先に" 彼が思い描く時間 " となる事を

願っていると思う。私も勿論そうだ。



心穏やかにその時を迎えよう。








運営側には強く申し上げたい。



これを機に軌道修正しなければ

フィギュアスケート自体の衰退が目前にあると

いい加減認めるべきだ。


襟を正すラストチャンスとし善処していくのか

今、そちら側の想定以上に注視されている。



これ迄そちらより生じた数々の問題から受けた不利益や

心血を注いできた年月を彼に償う事はできないのだから。






もう一つ、今

述べておくべき事。



ノブくんの提訴に対する関大のコメントは

殆どそのままお返ししたい。


「現在はアイススケート競技がシーズンに入り

多くの選手が、練習とその成果の披歴に

懸命に取り組んでいるこの時期です。


その只中に織田信成氏が

今般の提訴をしなければならなくなった状況に追い込んだ

あなた方の対応は非常に残念であり

この上なく腹立たしいです。」




経過を見守ってきた多くの方々は

きっと同じような気持ちを抱いただろう。


読売新聞の編集手帳にも、大学側ができる事として

「自省するのが先」と記されていた。



せめてここからは織田氏と選手達が本来の目的に邁進できるよう

真摯に対応してくれなければ収まらない。






また、指導を受ける選手達と濱田さんが一緒の映像や画像が

繰り返し流されるのは別の方向でなかなかに胸が痛んだ。


そういった事で影響がなければ良いのだけれど。



大手メディアが、広く濱田さんの立場を説明する上では難しい事かもしれないが

表現方法は色々あるだろう。


限られた時間の中での仕事が大変なのは理解したいところであっても

それは最低限のリテラシーだ。