舵を切る



少しフライングするけれど

 



 

羽生さん

27歳のお誕生日

おめでとうございます。





 


 

歴史的な転換点にあるこの時代にも、彼は

 

自身の考えに

確信を深め

 

邁進し続けるのだろう。

 

 

  

 



 

 

 

 

COVID-19に起因した影響は 様々に続いている。




当初から 地球上でワクチンが行き渡らない地域があれば

そのような状況になる事が想定されていたわけで


日本も含め、一目散にブースター摂取を推し進めるような現状では

明るい展望は望めそうにないし



たとえ この危機を運良く抜けられたとしても

次のウイルス出現の際には、再びの幸運を祈るしかなさそうだ。

 

 




GPFも 日本政府からの要請が入ったらしく

運営側は今季も開催を断念。

 

 

目前に迫る北京五輪も、この状況に加え

膨らむばかりのテニス選手に関わる疑念や他の様々な問題もあり

なかなかとしか言いようがない。

 

 

 

 

 

そんな、何事にも柔軟な対応がより必要となる今

やはり目を向けられるのは若者という事なのか

 

今年の新語・流行語大賞トップ10 の一つに

“ Z世代 “が選出された。

 

 

 

 

 

授賞式に登壇したのは

私も愛聴していたモーニング CROSS ( Tokyo MX放送番組で今春終了) の後継である

“ モーニング FLAG ” に出演中の Z世代コメンテーターたち。

 

 

 

 

モーニング CROSS が突然終了した時

残念でならず、その事を綴り



次いで始まった当初のモーニング FLAG には物足りなさが膨らんで 

長く続けてきたその時間帯の視聴を

一時期やめてしまいたくなったけれど


模索しながら進むつもりに違いないと考え直した。

 

 

 

 

そしてやはり、トライ&エラー を繰り返しながら

(と、私は受け止めている)

この秋の改編以降すっきりとした枠組みとなり

残った精鋭メンバー達は いまや各所から引っ張りだこで


私は少なからず驚きながら、一方でほっとしている。

 

 

 

 

 

その中で政府からも要請のある大空幸星さんが

仲間を代表し、壇上で発した言葉は

彼の活動の根幹を成すものであり

 

分断しない世の中を訴え続け

前後の両番組を進行してきた堀潤氏に通じるものだ。




若者の政治や社会への関心が薄いと

あらゆるメディアが憂い続けてきたけれど、それに対し


具体的で継続的な何かをメジャーに打ち出しているところを

それまで私は知り得なかった。




しかし、堀さんをはじめとした番組に携わる人達が

多くの人の信頼を集めた番組を止めてまで

新たな趣旨の番組開始に漕ぎ着き


彼等の考えを引き出し、その発言や行動を世に知らしめ

同世代達の関心が向くよう尽力している事は素晴らしいと思う。




そして世の注目が一過性ではなく

今後の世界を望ましい方向へ舵を切るように活かされる事を

強く願うのだ。






そう言えば、この番組内の話ではないけれど

東大で、グローバルに活躍する人材育成を目的としたプログラムを受けている学生が

この状況下にオンライン授業が多種行われるようになったからこそ

複数のデバイスで同時並行して学べると話していた時


マルチタスクやギフテッド等々の見方は脇に置いて

彼女の前向きな姿勢での逞しさと

そうでありながら、全く気負いを感じさせないその様子に

なんだか未来への明るさが見える気がした。


 

 

 

 


大空さんについては、前ブログの最後に触れた思いの一方で

彼が貫く姿勢に疑いを抱かせない表情だろうという事も、書き加えておきたい。

 

問題とされる行動を起こす

若しくは問題があると思われがちな同年代の人達が、ふと目を向けるのは

真っ直ぐでぶれない、あの表情が醸し出すものだろうから。

 

 

 

 

 

望ましく、真っ直ぐで、ぶれない。

 


人が自然に心惹かれるのは、そういった

“理想” とされる精神と思う。

 

 

 


望ましい理想を改めて想定し、修正して行かなければ

シビアな現実となって返される事を

残念ながら私達は身をもって理解する状況となっており


これまでのどおり鼻で笑ってやり過ごそうとする人達は

否応なく取り残されそうだ。

 

 

 

 



 

 

冬になると

身体の様々な不具合の不協和音が、鈍く響き始める。

 

思うように機能しないそれぞれは

だましだまし付き合っていくしかないのだ。

 

  




それは一個人でも、地球規模でも

同じようなもので

   

何かを憎んだり、敵対視しても

状況が悪化する事こそあれ


良くなる事はない。

 

 

 

 

 

 

だから私は、自身に対しても

繰り返す。



向き合うべきは

事象と感情だと。