先週からの諸々

先週末に日本を襲った台風19号の被害は恐ろしく広がり続け、重い空気が漂い続けている。縁あるところの被害も伝えられた。


犠牲になった方々には心からご冥福を

混迷の中にある方々には一日も早い平穏を祈っています。


3.11後、想定できる事など もはやないと思い知らされたはずだが、想定できるであろう様々な事に対しても、それぞれに手を打たれていない実情が浮き彫りになってきた。


先週、サイバー対策として総務省が18億円を投入したセキュリティシステムを使用する事なく今春廃止したとの報道があった。このような無頓着さが許される余裕など どこにもないのに。

サイバー対策も確かに喫緊の課題ではあるが、政治家は災害対策の緊急性をどう考えているのか。そしてそれは各団体や私達それぞれに突き付けられているのもまた事実だ。



メディアもノブくんに関する文春の内容よろしくDisinformationだらけと感じるなか、判別と対処をし続け、行動に繋げていくのは難しいけれど。




フィギュアにも触れたいので、今頃な感じではあるけれど少し綴らせて欲しい。


コストルナヤ選手の複雑な入り方の3Aは高さも十分。

滑らかなスケーティングも考え合わせるにロシアでいろんな事を乗り越えていくのは彼女なのかもしれないと思ったりした、先日のフィン杯。


ゆは菜ちゃんもよかった。

惹かれたのは余韻が残る彼女の手。いつの間にか驚くほどトータルに成長していてちゃんと見続けて来なかった事に冷や汗をかく。


草太くんは今季しっかり戻ってきた実感があり、本当に嬉しかった。



和田誠氏の訃報が伝えられたのも先週。

肩書をイラストレーターとされている和田氏だが、私はどちらかというとグラフィックデザイナーとしてのイメージを持っている。


温かみがあり、いかなる展開もできそうな懐の広さを持つシンプルな作品は実に軽妙洒脱。そう、どのような場でも上手い人はすっきりと軽やかだ。


亡くなったと知った時は呆然となり、しばらくして泣いた。 

和田氏は羽生さんを描いた事があるんだろうか。




自分の骨折は一進一退しながらも徐々に好くなりつつあるようだ。

台風に備えて防災用品を引っ張り出した後はパンパンに腫れてかなり痛み、治るんだろうかと少し不安にもなったけれど、リハビリで少し指先は動かすようにと言われているので、無理しない程度に恐る恐る描き始めた。

いまやペンタブで描く人が殆どかもしれないけれど、私はマウスとキーボードのみなので助かっている。

前作の Otonal Ⅳ に並行してこの OriginⅢもケガの前に主だった線は引いていたのも幸いした。

その制作途中がこちら。本作はレースなどの奥です。



Wixまで足を延ばすのは難しいかもしれないと思い、下にオペラ座ファントムも付けました。


一般的に印象的なシーンではないけれど まだ描き始めの全くおぼつかない頃で

戦い終えた羽生さんを描きたかっただけなのかもしれません。


未完成のものを1年くらい後にブラッシュアップしてます。




いよいよGPSも開幕。

しもやけの季節も忍び足でやってきた。